えづりこのことば

□私たちが子供の頃から今まで、自分で使ったり、人がしゃべってる言葉を
 書き記してみました
 もっとあるとか、間違っているとか おしぇでけでね  
自治会監事 高橋進 090-3361-0116

えづりこ語 意 味 こんな使い方
あいず あの人 あの物  
あいずら あの連中 「あいずらゆぐねぇ」・・・あの連中言うこときかない
あえっこ 勝負なし 「こいづあえっこにすべぇ」・・・この勝負なしにしよう
あがってくねぇ 食べて下さい 入って下さい 「いっぺぇあがってくねぇ」・・・たくさん食べてください
あぐでぇ 悪口 よくない態度  
あぐど かかと  
あさっけぇ 浅い  
あさっぱら 朝早く  
あさま 朝早く  
あさなもの あんな者・物  
あずきまんま 赤飯 「あずきまんまけぇ」・・・赤飯食べて
あずぐ 飼う・育てる  
あすなさ 明日の朝 「あすなさはやぐおぎでやれ」・・・明日の朝早く起きてやりなさい
あしぇっこ おかず 「あしぇっこねどもまんまけっ」・・・おかずないけどご飯たべろ
あだまんべぇ 頭の具合 「あーだまんべぇわりぃ」・・・頭が痛い
あだり 周辺・近く  
あだりほどり そこら近所  
あづ あれ 「あづどごさおいだ?」・・・あれはどこに置いた?
あっぺとっぺ 訳のわからない様子 「あいづあっぺとっぺだおな」
・・・あのひとは訳がわからない
あどくされ 悔いを残すこと 「あどくされなぐよ」・・・悔いを残すことなくしよう
あどじゃり 前向きで後ろにさがる  
あどずさり おそるおそる後ろにさがる  
あどすや あとは?  
あのあだり あのころ あの場所 「あのあだりバナナけぇねがった」・・・あのころバナナ食べられなかった
あのす あのね  
あのずき あのとき  
あべ 行こう 「あっちゃあべ」・・・あっちに行こう
あめる 腐る  
あらがだ だいたい  
あらます だいたい  
〜ありすめす 〜でもあるいまいに  
あんつごど 心配ごと  
あんや あれまあ  
いがす 結構です  
いがったなす よかったですね  
いぎき つきあい 「あそごどいぎきあるぞ」・・・あの家とつきあいあるよ
いぐね 良くない   
いさばや 魚屋  
いじくされ 意地が悪い 「あいづいじくされだおや」・・・彼は意地が悪いから
いずい 違和感がある   
いずかかずか いつかはきっと 「いずかかずかするごった」・・・いつかはきっと行うと思う
いだますね もったいない 「なんたらいだますねってや」・・・ずいぶんもったいないですね
いづかかづか いつかはきっと  
いっくれぇにしぇ いい加減にしなさい  
いづだり 時間に関係なく  
いったりかったり いつでも きまった時間以外にも腹へってご飯をくっていると
「いったりかったり、まんまくって!」と
親によくしかられたものです
いっつに 遠の昔に  
いっつも しょっちゅう  
いっとぎま ちょっとの間 「いっとぎまにいなぐなった」・・・ちょっとの間にいなくなった
いづのごまにが いつの間にか  
いどごはどご 親類一族   
いへぇもづ 位牌持ち 後継ぎ  
いまかだ ついさっき 「いまかだきたばりだ」・・・ついさっき来たばかりだ
うしろけぇす 後ろ  
うしろこんど 後頭部  
うな おまえ  
うなぁだ おまえたち  
うらいだ 天井  
うるがす 水につける  
うるげる ふやける  
うんにゃ そうでない  
えあんす いいです  
えあんべぇ いいあんばい  
えがる 気持ちよくなる  
えがらせる 気持ちよくさせる  
えげすかねぇ 好きになれない  
えだげぇめぇ かなり前  
えっくれにしぇ いいかげんにしろ  
えづげる 言いつける  
えでぇ いいです  
えでっこ 話し相手 「えでっこほしなぁ」・・・話し相手がほしい
えどす 親族  
えなぁだり このへん 「えなぁだりのすたづ」・・・このへんの人たち
えやんべぇ 丁度いい  
えらすぐね にくたらしい  
おがる 大きくなる よその子どもをみて 「なんたらおがったてや」・・・ずいぶん大きくなったなぁ
おじゃねはぐ 苦労する 難儀する  
おしょる 折る  
おすめ おむつ  
おだず 調子に乗ってはしゃぐこと 「おだずな!」・・・調子にのるな!
おづげ 味噌汁  
おっける 転ぶ 「すべっておっける」・・・すべって転ぶ
おっぱる 折る  
おづる 降りる 「汽車がらおづる」・・・電車から降りる
おどげ あご 「なんたらおどげなげー」・・・ずいぶんあごが長い
おどげ 冗談 ひょうきん 「この おどげわらす」・・・この ひょうきんな子
おどげでねぇ とんでもない 「おどげでねぇごどおぎだ」・・・とんでもないことがおきた
おどでな おととい  
おへずれぇ お世辞  
おべだふり 知ったかぶり 「おべだふりして」・・・知ったふりして
おもしぇ おもしろい  
おもでぇ 重い  
おらえ 自分の家  
がおる 弱る  
がが 母親 奥さん  
かがさる 書ける 「この鉛筆よぐかがさるでぇ」・・・この鉛筆よく書けるなぁ
かがさらねぇ 書けない 「万年筆かかさらねぇ」・・・万年筆(インクつまって)書けないなぁ
がぎみら 子供達  
かぐす 着物に縫いつけたポケット  
かぐすだで かくす方法  かくしごと  
かさ 上流  
かたびっこ 左右ちがう 「くづ かたびっこにはいで」
かっきね たいへん 「かっきねじぇ」・・・たいへんなことだ
かったって 着替えて  
かっちゃます かき回す 「あいづにかっちゃまされだ」・・・あの人にかき回された
かっつぐ 追いつく  
かにな ごめんね  
かばね 身体  
かばねやみ なまけもの  
からげ すりばち  
かれねがった 食べられなかった 「かたぐてかれねがった」・・・固くて食べられなかった
かんつける 責任や罪を押しつける 『被(かず)ける』が方言で残っている例
きたべが 来ただろうか 「ここさきたべが」・・・ここに来ただろうか 
きたんちゃ 来ましたよ  
きどごろね うたたね 仮眠  
きみ とうもろこし  
きゃっぱりとる 川や堰にはまる  
きんな 昨日  
くぐつ くどい 口うるさい 「あいず くぐつくてわがねぇ」・・・あの人くどくて困った
くされがぎみら ゆうこときかない子たち  
くづくらご 口げんか  
くらえる 怒られる 叱られる 「かっちゃにくらえる」・・・お母さんに叱られる
けぇ 食べなさい 「こづけぇ」・・・これ食べなさい
けぇんど 道路  
けしとる かたきをとる 「あいづにけしとられだ」・・・あの人にかたきをとられた
けじゅ 宴会の折詰料理 「けじゅ開ぎすべ」・・・折詰持って二次会しよう
けっけぐり 片足飛び(けんけん)   
けっちゃ 裏返し 反対 「ふぐけっちゃにはおって」
・・・服を裏返しに着て
けっぱりとる 足を滑らして川に落ちる  
けっぺなべっこ 小さな鍋  
けなり うらやましい  
けねぇ あげない  くれない 「おめぇさ けねぇ」・・・あなたにあげない
けねぇ (配慮が)たりない 「けねぇ男だごど」・・・たりない男だなぁ
ける 帰る 「おらける」・・・私帰る
ける くれる あげる 「こづける」・・・これをあげる
けろ ください 「こづけろ」・・・これをください
げろ 吐いたもの へど  
げぇんだが 毛虫  
けんど 道路 「そのけんどわだれ」・・・そこの道路を渡りなさい
こえー 疲れる 「はー こえー」・・・はー 疲れた
ごしぇっぱらやげる 腹が立つ 「あいづにはごしぇっぱらやげる」
・・・あの人には腹が立つ
ごしゃがれる 叱られる 怒られる 「そったにごしゃがねでよ」・・・そんなに怒らないでよ
こちょめて くすぐったい   
こでぇられねぇ こたえられない  
こどけぇだ 大変なことになった  
ごどされぇ 枯れ葉集め  
ことずけ 伝言  
こどだ 大変だ  
こねぇだ この間  
こねぇだ 来ないだろう  
このげ 眉毛  
ごや 冗談 「ごやかだって」・・・冗談言って
さぎょじょ 作業所 蚕の共同作業所のこと
昔は地区の集まりの場所(今の地区公民館)であった
さぐず ぬか(糠)  
さほど そんなに それほど  
ざんぞかだり 陰口を言う 「そったにざんぞかだるんでねぇ」・・・そんなに陰口を言うもんでない
〜じぇ 〜な 「こどだじぇ」・・・大変だな
しぇぐ 急ぐ  
しぇぐな 急ぐな  
じぇんごたろ 田舎者   
しゃがむ 腰をかがめてうずくまる  
しゃぐす おたま  
しゃっけ 冷たい 「なんたらしゃっけてや」・・・ずいぶん冷たいこと
じゃっじゃ 母 家内  
しゃぶぎ  
しゃりむり 無理やり しゃりむり押し付けられだ
しゃれ どけろ 「そごしゃれ」・・・そこをどけろ
しょす 恥ずかしい 「しょすごど」・・・恥ずかしいな
しょで 前の 「しょでがが」・・・前妻
しょども 友だち 「むがすっからのしょどもだおや」・・・昔っからの友だちです
しんど 下の方 下流  
すが 「すがはった」・・・氷がはった
すがり 「いっでぇ すがりにさされだ」・・・痛い 蜂にさされた
すずめんどくせぇ 大へんめんどうなこと 「やんか すずめんどくせぇ」・・・いやだ 大へんめんどうくさいから
すずやがますね うるさい 黙れ  
すたっぷり 派手な身ぶり 「あの娘すたっぷりわがれで」・・・あの娘派手な身ぶりして
すたっぷり 知ったかぶり 「あいづすたっぷりわがれで」・・・彼知ったかぶりして
すったくたね だらしない 「すったくたねぐしてる」・・・だらしなくしてる
すてこび  
ずね 弾力があって強靭なこと 強い 「あいずもずねじゃな」・・・彼も強いよなぁ
すばで おつまみ  
すはんこ 布巾  「お茶まげだ すはんこっ」・・・お茶こばした 布巾
すめ 炊事 「すめすさいがねば」・・・炊事をしにいかなければ
すめす おむつ  
〜すける 〜してあげる 「一緒に行ってすける」
・・・一緒に行ってあげる
ずらり うっかり  
ずんべら しまりがない 投げやり  
せづね うるさい 「せづねわらすだごど」・・・うるさい子供だこと
せんば まな板  
そえ 言いなさい 「ほんとのごどそえ」・・・本当のこと言いなさい
そごむし ひそかにかげでこそこそすること  
そづ それ 「そづもっていったべ」・・・それを持って行ったでしょ
そっぺ 木や竹がささくれて棘状態の物 そっぺ指にささっていでぇがったぁ
そなだ あなた  
そばで おつまみ 「こいづそばでにえな」・・・これおつまみにいいな
そべでぇ あまえて 「ねご俺にそべでぇ」・・・猫俺にあまえて
そらほど そんなに それほど  
そりげぇる 胸を張って威張るさま  
それくれぐれぇ それぐらいは 「それくれぐれぇ いがべじぇ」・・・それぐらいはいいでしょうに
そんま すぐに  
〜だおんな 〜だものね 「おめぇがら頼まれだおんな」
・・・あなたから頼まれたから仕方ないですね
たえね 配慮のない   
たす 訴える 「おめのごどたすがらな」・・・あなたを訴えるから
だだっぴれぇ とても広い 「なんたらこのえだだっぴれぇ」・・・なんとこの家広いこと
たつっと 少し コーヒーにミルクお入れしますか?
「んだな たつっと」・・・はい 少し
たなぐ 抱え持つ  
だなどの 主人  
たねど 種所 堰の傍に種籾の芽を育むための深い貯蔵池のこと?
そこに魚(なまず、うなぎ、鯉、フナなど)がいっぱい棲んでいて
年に2回くらい、池の水をかいて魚を獲ったものである
たねる さがす  
たまげだ びっくりした  
たもづぐ しがみつく 「なわさたもづぐ」・・・縄にしがみつく
たろす つらら  
たんぱ つば  
たんぱら 短気 立腹 「たんぱらおごす」・・・短気おこす
ちゃ 父さん  
ちゃっちゃど さっさと 「ちゃっちゃっどもってこ」・・・さっさと持って来い
ちゅっからめぐ 落ち着きがない 「なんたらちゅっからめぐわらすだごど」・・・なんと落ち着きのない子だね
ちょす さわる 「つっつちょすな」・・・おっぱいさわらないで
つだす 差し出す 渡す 「へらつだすてけで」・・・へらを渡してちょうだい
つっつ お乳 おっぱい 「つっつのみでぇ」・・・お乳飲みたい
つぼくり 水にもぐる  
つまけぇする つまずく 「つまけぇしたぜぇ」「つまけぇとったぜぇ」・・・つまずいたよ
つらつぎ 人相 顔色 「つらつぎわるぐしてぇ」・・・顔色悪くして
でぎもの 腫れ物  
てくしぇ 手のくせ  
てご 助っ人  
てつけられねぇ どうにもしょうがない 「あんやてつけられねぇごど」・・・ああ手のほどこしようがないなぁ
てどなす 不器用  
でほでぇ 大変 ものすごい  
てまどり 日雇い  
てんご 平等 「てんごにわげろ」・・・平等に分けなさい
てんびらっこ  
とすべ あぶ  
どですた びっくりした  
とっくに ずっと前に 「そったなごどとっくにわがってら」・・・そんなことずっと前にわかってます
とっけぇす とりかえす 「はやぐとっけぇせ」・・・早くとりかえせ
とっけぇっこ とりかえっこ 「とっけぇっこすべぇ」・・・とりかえっこしましょう
とっこす 追い越す  
とっちゃ 父さん  
とっとど 早く 「とっとどせっ」・・・はやくしなさい
どでにする びっくりする 「どでにしたじぇ」・・・びっくりしたよ
とのげる 取り除く 片付ける  
どんずた 色あせてくる様 「このすはんこどんずてきていろっぺ悪ぐなってきた」・・・この布巾色あせてきて色が悪くなってきた
とんぜ 寂しい 「あんや とんぜだごど」・・・ずいぶん寂しいね
なして どうして  
なじょす どうする  
なったきして いい気になって 「あいづなったきしてるおや」・・・彼いい気になってるよ
なっても 何でも   
なってさも 何にでも 「おめぇなってさも口出す」・・・君は何にでも口をはさむ
なってもかっても 何でもすべて   
にしゃぎ 西側  
にゃっこ 赤ちゃん 「にゃっこなした」・・・赤ちゃん生んだ
ぬぐだまる 暖まる 「さめぇがらぬぐだまってげ」・・・寒いから暖まって行きなさい
ぬげぇ 暑い  
ぬだばる 腹ばいになる 「ぬだばってげ」・・・腹ばいになって進め
ぬったり しょっちゅう 「ぬったりねでばりいる」・・・しょっちゅう寝てばかりいる
ねあんべぇ 寝ごこち 「ねあんべぇいがったぁ」・・・寝ごこち良かったぁ
ねごまる (車輪が)はまる  
ねだ 床下  
ねだず 煮え立つ  
ねだる ほしがる  
ねつくつ ぐずぐず  
ねっぺ つば 「ねっぺつげる」・・・つばをつける
ねでおぎろ 寝なさい 「疲れだべ ねでおぎろ」・・・疲れたでしょう ゆっくり寝て起きなさい
ねてす てきとう  
ねふて 眠い 「おらねふてぐなった」・・・私眠くなった
ねまる 座る 「ねまって けっ」・・・座って食べろ
〜のはれで 〜のせいで 「おめぇのはれで」・・・お前のせいで
のれっと たくさん  
ばが (眼の)ものもらい  
はがいぐ はかどる  
はぎご 竹かご、びく  
はごたご 仲間はずれ   
はずごどね 「はい」と言うことがない 「はずごどねやづだおな」・・・「はい」ということが出来ない人なんですね
はだげる 開け広げること  
はだげる こびりついた物を引っかいて取る  
はだる 催促する  
はっかはっかず どきどきする  
はつけ 仲間はずれ 「はつけにされだ」・・・仲間はずれにされた
はっけ 冷たい 「はっけ!」・・・冷たい!
はったぎ いなご  
はねる 始める 「乾杯はねるべ」・・・乾杯始めよう
はばぎぬぎ 旅行後の慰労の宴  
はばげぇる 喉につかえる  
ばんご 婆さん 「おめぇのばんご」・・・あなたのお婆さん
ひがしゃぎ 東側  
はぐ 履く 「パンツをはぐ」・・・パンツを履く
はぐ 剥ぐ 「パンツをはぐ(鼻濁音)」・・・パンツを脱がす
ひごっこ 服のボタン 「ひごっことれだじぇ」・・・ボタンとれちゃった
ひじる からかう 「やんかひじって」・・・いやんからかって
ひすて 一日 「ひすてまってけろ」・・・一日待ってください
ひずる からかう 「おめぇひずられでるぞ」・・・あなたからかわられているよ
びっき  
びっき にくたらしい女 「あのくされびっき」・・・あの馬鹿にくたらしい女
ひとかたぎ 全部まとめて  
ひとりめ 一人前  
ひのめぇ 午前中 昼前  
ひびど 囲炉裏  
ひまだれ 無駄な時間  
ひらすび 昼休み 「ひらすびすて ねでおぎるべ」・・・昼休みして昼寝しようね
びらびらど さっさと 「びらびらどせっ」・・・さっさとやりなさい
びらり すばやく  
ふぐす 解体する ほどく  
ふたぐ ふさぐ  
ふたつける たたく なぐる  
ぶっつらがす 散々に散らすこと 「こったにぶっつらがすて」・・・こんなに散らかして
ふどる 深みにはまる  
ふるあずぎ なかなか寝ない子 「このふるあずぎ、はやぐねろ」・・・いつまでも起きてないで早く寝なさい
古小豆はなかなか煮ないので、煮ない→寝ないとなった
ふるで 古着  
ぺたこ びり 最後尾 「おめぺたこだけじぇ」・・・お前はびりだったな
へだご 上着 「さめがらへだごきてこ」・・・寒いから上着きてこい
ぺっこ 少し  
へらめぐ よくしゃべるさま  
へらめぐな しゃべりすぎるな  
ほいど 乞食  
ほぎだす 吐き出す  
ほずね 意気地なし 分別なし  
ぼだす 追い出す 「そったなががぼだすてやれ・・・そんな妻追い出してやれ
ほでくてね 雑然として混乱している  
ほでなす 愚か者 「なんたらほでなすだってや」
ほまず 臨時収入  
ほろぐ 落とす 「頭の雪ほろげ」
ぼんこ 大便 「ぼんこもらすた」・・・うんちもらしちゃった
まげる こぼす 「おづけまげる」・・・味噌汁こぼす
ましぇぎ 馬屋入り口の棒
ズボンのボタン、ファスナー
「ましぇぎあいでだぞ」・・・社会の窓開いてるよ
まずら 丸ごと 「ふぐろまずら」・・・袋ごと
まず まずい 「こづまず」・・・これはまずい
まづ 「まづさいぐ」・・・町へ行く
まっつぁ 町へ 「まっつぁいぐ」・・・町へ行く
まで 大事 几帳面 「までにして」・・・大事にして
「までなやづ」・・・几帳面なひと
まなぐ  
まめす 健康・元気 「まめすくてらが」・・・元気でいましたか
まやう 弁償する 「まやねばねじゃ」・・・弁償しなければならないね
みすめぇ ご飯前  
みだぐなす ぶさいく  
みなぐず 水田への水の取入れ口  
むじぇ かわいそう  
むつける すねる  
むっためがす 物事を懸命にやる  
めがすこむ ことさらにおしゃれをする  
めぐりてぇ 目が回る  
めぐれねぇ 融通がきかない 「なんたらめぐれねぇごど」・・・なんと融通のきかないこと
めしぇこ 「めしぇこで買ってこ」・・・店で買ってきて
めじょろ  
めのぐづ 玄関  
もぐ もぎとる 「柿もぐ」・・・柿をもぎとる 「柿もぎ」・・・柿のもぎとり
もげる とれる 「ねずもげる」・・・ネジがとれそう
もげる 儲ける  
もじぇ かわいそう 「なんたらもじぇってや」・・・なんてかわいそうだ
もしゃげねぇ 申し訳ない  
もじゃね 幼い  
もぞ 寝言、うわごと  
もぞかだり 正気でないことをいうこと
うわごとをいう人
 
もっこきた おばけがきた・蒙古がきた 「泣ぐな もっこくるぞ」・・・泣くな お化けがくるぞ
もっす ごめんください  
もは もう 「もは いぐぞ」・・・もう行くよ
ももす もらす 「まだ しょんべももすた」・・・また おしっこもらした
もよわり 天候が悪い  
もれっと たくさん  
やぐだり わざと  
やぐど わざと  
やすっぺぇ 安っぽい 「やすっぺぇふぐきて」・・・安っぽい服を着て
やすめぇる 馬鹿にする  
やどず 冬の風雪を防ぐための仕掛  
やんか いやだ  
やんべぇ いい加減・ちょうどよい  
ゆぐ 良く 「ゆぐ晴れだな」・・・よく晴れてくれましたね
ゆぐねぇ 言うこときかない 「ゆぐねぇわらすだごど」・・・言うこと聞かない子だねぇ
ゆふて けむたい  
ゆまかだ 夕方  
よめこど 小言 「よめこどされだ」・・・小言をいわれた
わがね だめ 「わがねべじぇ」・・・だめでしょう
わげすたづ 若い人たち 「わげすたづいもんなぁ」・・・若い人たちはいいなぁ
わっつぁら いたずら  
わっぱが 終えるべき仕事   
わねぇ だめ 「わねぇわねぇ」・・・だめだめ
わらしゃど 子どもたち  
わりあわねぇ 採算がとれない   
んがぁ お前  
んがぁのはれで お前のせいで 「んがぁのはれでくらえだじぇ」・・・お前のせいで怒られたよ
んがだ お前たち  
んだ そうだ  
んだどもすら そうなんだけど  
んだな そうだな  
んだなぁす そうですね   
んだね そうでない 違う  
んにすたずがな そんなとんでもない  
んにゃ そうではない 「んにゃそづつがう」・・・そうではないそれはちがう
んにゃよ ところで 「んにゃよおめぇよめごもらったって」・・・ところでお前は嫁もらったって

□えなぁだり語(江釣子3区)

□江釣子の地名

 えづりこ6区自治会だよりへかえる